Last Regret

"さよなら"告げず 空に消えた…

あの日を今も悔やみ

突然鳴った電話の意味が

すぐに理解が出来ず



「…また逢えるよね」 解っている

叶わない事ぐらい

あの笑顔の日々 決して戻らない

時をただ持て余す



最期の"ありがとう"

この言葉さえ言えなくて

何が優しさかわからなくなる

独り善がりの想い



声にならない声で 叫んでも

君に届かない この叫び

いくら見つめても 目が合うことのない二人

瞳を閉じて…



例えば、あの街で僕ら出逢い

言葉を交わすこともなければ

こんな辛い想いすることも

なかったのに なぜ 僕だけ…



声にならない声で 唄っても

君には届かない このメロディー

いくら想っても 二度と逢うことないだろう

叫び続ける

語らない心 癒えぬ傷

君の姿写す この情景（マチ）も

すべて記憶の中から

もしも消し去れたのなら 楽なのに



消し去れたのなら 楽なのに…



重ならない温度

透ける指先に

​

"さよなら"告げず 空に消えた…

あの日を今も悔やみ

君を重ねて過ぎゆく日々を

​共に歩いていく　共に歩いていく