約束のあの国で
必ずまた。
優しく包む、貴女の温もり。
幼き心、深く焼き付ける。
天を仰いだ、赤毛の少女は、
震える心、グッと押し殺す。
信じたい言葉が、そこにあるから。
信じたい笑顔が、ここにあるから。
守りたい人の隣にいるから。
偽りの姿でその時を待った。
眼を背けることで、抑えていた感情が
皆の声まで掠れ居なくなるのなら、
この満天の下、走り出す。
壁の向こうへ 光がそこに
あ るかは誰もわからないけれど
進み出さなきゃ 何も見えては来ない
鳥籠の中で これ以上
苦しむ笑顔は 見たくないから
約束のあの国で必ずまた逢おう
Because I promised.