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何度目かの秋を超えて

作詞・作曲・編曲/Fixer

何度目かの秋を超えて

刻一刻と過ぎてく時の中で
涼しさが寒さに移り変わる
季節の移り変わりを感じながら
忙しない年の瀬に向かって
人々は歩き続ける

気づいたら俺も歳をとった
あのさぁいつまでやってんの?って声もある中
ある奴からは「スゲーじゃん!応援してるぜ!」
ってホントありがとな
帰る時は連絡するよ

"この人生に意味はあるんだろうか? "
幾つになっても絶えないこの自問自答には
答えなんか無いってホントは
気づいてるはずなのに
ずっとずっと探し続けているのさ

何度も何度も死の淵に立った
でもなんとか生かされてここにいる
誰にも愛されてはいないんだと悲観しきった
あの日の自分を助けたのは紛れもない音楽達だった

続いてく 続いてく
何度目かの秋を超えて
もっと もっと 遠くまで
歩いてく 歩いてく
何度目かの秋を超えて
俺は歩き続ける
いつまでも…

"俺たちって一体どこまでいけるんだろうな?"
酒を飲みながらダラダラ話すには
丁度いい程の未来の話
「いけるとこまでいくさ
どうせ俺たち早死にするだろうしな笑」
なんて笑いながら話せる事ができる今は
意外と幸せなんだろうな
また明日も繰り返す日常に感謝して
俺たちは音楽を作り続ける

幸か不幸か
自分が出来る事を見つけて
幸か不幸か
自分はこれ以外はてんでダメだって気付かされて
そしてそんな俺を認めてくれる仲間がたくさんいて
エネルギー源は好奇心
推進力は探究心
少ない風でも大海原を渡るぜ
高いとこより遠いところのあなたへ
この声が届くようにもっともっと

続いてく 続いてく
何度目かの秋を超えて
もっと もっと 遠くまで
歩いてく 歩いてく
何度目かの秋を超えて
俺は歩き続ける
いつまでも…

続いてく 続いてく
何度目かの秋を超えて
もっと もっと 遠くまで
歩いてく 歩いてく
何度目かの秋を超えて
俺は歩き続ける
いつまでも…

いつの日か俺に聞いたな
「お前は一体誰の為に音楽やってんだよ」って
乗っかった感情に気圧されながらも
「俺は俺の為に音楽をやっている」
そう返したが不服そうな顔だったな
あの時「みんなの為」とか
言っておけばよかったのかなぁ…
たまに思い出すけど
お前の酒癖と一緒で
俺も非常に痛いヤツなんだろうな

別れを告げたあいつも
いずれ出会うだろう君も
俺の人生には必要な存在なんだろう
何度も何度も泣いた
何度も何度も喜んだ
でもそれだけでは満足できなかった
この歌で何を伝えたいとか
訴えたいとかそんなんじゃなくて
この世に俺がいた証を残したい
ただそれだけ

おとーとおかー
そして3名の弟
何も兄貴らしい事できなくてごめんな
こんな俺を慕ってくれて本当にありがとう
いつの日か全てを返せるように頑張るぜ

俺の音楽達を愛してくれるみんなへ
本当にありがとう
そして一番近い愛すべき2人へ
本当にありがとう

続いてく 続いてく
何度目かの秋を超えて
もっと もっと 遠くまで
歩いてく 歩いてく
何度目かの秋を超えて
俺は歩き続ける
いつまでも…

続いてく 続いてく
何度目かの秋を超えて
もっと もっと 遠くまで
歩いてく 歩いてく
何度目かの秋を超えて
俺は…俺たちは歩き続ける
いつまでも…

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